fragment edge No.9

『さいはてのペルシュ』


企画・脚本・演出:淡乃晶


2025年6月13日〜15日@Half Moon Hall 上演予定


企画主旨

 

fragment edgeおよそ5年ぶりとなる本公演企画です。

朗読・音声作品・展示など様々な表現媒体を通過した淡乃晶が

演劇表現を軸とした舞台芸術を立ち上げる試みとなります。

 

fragment edgeが旗揚げ当時掲げていた

枠にとらわれない表現をあらためて志していきます。



イントロダクション(仮)


はるか未来。

地球環境の変化に伴い人類の住める地域が減って幾星霜。

現存する人類のほとんどが快適なドーム内で生活しています。


ドームの外で活動する人類はごく僅か。

ドーム間の運送業の人、環境再生に従事する人など…。

地球上には今、ゆるやかな終わりの時間とおだやかな空気が流れています。


ドームの外。岬に店を構えるちいさなカフェ「ペルシュ」

そこにはときどき人が訪れたり、訪れなかったり。


ペルシュで働く詩を書くことが趣味の「スイ(仮)」

ドームの中で恋人の「サラ(仮)」と暮らし、

ドームの外で働く彼女を中心に巡る日々の断片と記憶。


「ーーたとえ世界が終わっても、きみと帰る場所」